清里エリア
朝、小鳥のさえずりで目覚めた

高原の朝よね〜

普段は目覚ましを止めても

襲って来る眠気との戦いの朝だけど
非日常では話は別(笑)
どんなに早起きのスケジュールでもこなせるのは
こんな年になっても幼児性が抜けてないってことかしら

今回は特別早朝のスケジュールって言うわけじゃないけれど
昨日お庭の様子や周りの環境をあまり見ることが出来なかったから
興味津々で外に出てみた
玄関前ではチューリップが

良い色の取り合わせ

シンボルツリーの立派なエゴノキも素敵な葉色をしていた
数年後にお花を下から見上げるのが楽しみな事でしょうね

待機苗たちも元気


sirokumaさんが気を使って鹿よけの電柵の電気を切って中に入れてくれたので
北側のポタジェの中も見せてもらったのだけど
これだけの面積、石の振り分けだけでも本当に大変で
お二人の頑張りがうかがえました
我が家の小さな前庭の時も同じ作業をしたけれど
若かったからやれたんじゃないかと思うもの

一冬、二冬とこの土地での様子を観察して実践して
大丈夫な事とやってみて無理な事を判断して
色々とアイディアを生み出している所と言った感じで
生活を作り上げているのを楽しまれているのが素敵で面白そう

ご近所の様子も素敵なの
ヨーロッパみたい
(行ったこと無いけどね)
アップルさんと広い敷地の中をゆっくり見て歩いてデッキまで戻ると
「あ、朝食がそろそろ出来てるかも」な〜んてサラッと言うのよ、アップルさん

主婦が外に居るのに朝食が出来るシステムって何よ?って思いますよね(笑)
戻るとアップルさんもキッチンに入り、ご夫妻二人で美味しい朝食を用意してくださいました
その時「これが最後の0-chanのジャム」って出してもらったジャムを
パンやヨーグルトと一緒に頂きました

なんか、この食事をしながら
こんな風に丁寧に生活を送っている人たちが身近に居るのって
色々な意味で私って幸せだなぁと思いましたよ
この後チョットはこのお庭のどこかに私のマーキングを残したくて
(イヌ?)今回アップル邸にと思って用意していたハスカップを
自ら植えてやろう!と思っていたのですが
まだ植え場所の移動が有るかもしれないのでと言う事なので
ちょっと大きめのシートのポットに借り植えして
それを地面に穴を掘って植えてきました
その後、おむかいの花盛りの素敵なお庭にお邪魔して
お庭を見せてい頂いて、楽しいおしゃべりをしてから清里エリアへと出発しました
昨年の軽井沢に続いて清里という
若い時には良くメディアで目にした地名
軽井沢は若い時に一度訪ねた事があるけれど
清里は初めての場所なので楽しみでした
最初はアップルさんのお宅から割と近くの牧場へ

アップルさん、北海道の人に牧場を見せてもどうかしら?なんて言ってましたが
土地の起伏感が違ってやっぱり知らない土地に来たのねって感じがしましたよ
ヨーロッパの牧場みたい
(行ったこと無いけど2)
ここで「山梨県」の名前の由来となった「山梨」の木のお話を聞いたり
富士山も見えました

その後、私自身はあまり良く知りませんでしたが
清里のエリアで貢献したポールラッシュさんがキリストの教えをもとに指導したKEEPの活動施設?
清泉寮にチョット立ち寄って
立ち寄る人があまり居なささそうな

小さなガーデンを一回りしてきました

続いて私がリクエストしていた「萌木の村」へ向かいました

点在するショップの一つの
屋根まで駆け上がっているブラッシュランブラー

絵になるなぁ〜

私も一頭位作れないかしら(笑)
う〜〜〜む、美しい
この石が欲しい・・・
羨ましすぎる・・・


二人で石垣談義を熱く語らいながら写真を撮りつつ歩いていると
いきなり後ろから上品なご婦人の「うん、そうね」との声が聞こえ
独り言かと思ったらそのまま私たちの話に参加してきて

萌木の村ラブ

なオーラ満載で色々とお話をしてくれました
アップルさんもこのエリアの住人になったばかりなので
こんな風に色々な情報を頂くのは嬉しかったと思います
で、一時度お別れした後すぐにご婦人が
この日の夕方行われるオルゴール博物館「ホール・オブ・ホールズ」で行われる
オルゴールとマリンバとのコンサートの招待券を頂いたので
お時間があったら寄ってみてとチケットを渡して下さったのでした
ほぉ〜〜〜
ここにはこんな風に地元を愛する人が居て
その人たちが今この「萌木の村」を盛り立てているのだろうなぁ
チョット胸が熱くなりました
ここに来るまでに通って来た80年代の負の遺産的な駅前を見てきただけにね

お昼になりROCKで私はピザを、アップルさんはカレーを頂きましたが
お話に夢中で画像なし(^^;)
どんだけしゃべり倒してるんじゃ〜〜
食事の後も完成まで後10年と言うドンドン伸びている石垣
その石垣のお庭の植栽など穴が開きそうな位見てきましたが
そう珍しい物を使って植えこんでる訳じゃないけれど
この土地、この風土に合った植栽と全体をコーディネートしてるなと
ほれぼれと見てきました
流石ポール スミザーさん

その後ショップの一つでお気に入りの小さな陶器を見つけたのでお買い物をしました
私、いつも自分であきれるんだけど
どうしてこうも持ち帰りにくい物ばかり
旅先で購入するのかしら??

コンサートまでの時間、お隣のガーデンカフェでお茶することにして
お庭の中のガゼボの席に陣取っておしゃべり

展示施設でガゼボの中に入ってみた事はあっても
そこの座ってお茶をすると言う事は初めてだったので
ガゼボ自体に植物が全体を覆っている訳じゃなくても
何となくこう言う空間って守られているような落ち着きが得られるなぁと
また一つの実体験ができました
アイアンの小さなガゼボでしたが
個人のお庭では案外ごつくなりがちな木製よりも目立たなくて良いかもね
お庭の敷地や植栽されている樹木と構造物のボリュームのバランスって
とっても大事だと思うので
熱にうなされてアレもコレモと作ってしまいがちな構造物は
よ〜っく考えてからにしなくてはと改めて思いながらお茶してました

時間の少し前にオルゴール博物館にお邪魔して
オルゴールの展示を色々と見て回りながら時間まで待って居ました



が、
またしても博物館や展覧会場でありがちな
特有の照度で立ちくらみ

どうもあの感じの暗さ、苦手なのよね〜

普通の暗さならなんてこと無いんだけどなぁ
なのでアップルさんも付き合ってもらって早々に着席して待って居ました
チケットを譲ってくださったご婦人もいらしたのだけど
月曜日と言う事も有ってさほど多くない人数で始まったコンサートでした
奏者は「大森たつし」さんとおっしゃる方です
初めてのマリンバの演奏、良かったです

手回しオルガンも回させてもらいました

パリ万博で来場者を入り口でお迎えしていた言う大きなオルゴール(大型自動演奏オルガン)
リモネール1900との大迫力の共演を聞かせてもらいました
しかもオルゴールがメインでマリンバが伴奏の他に
オリジナルでマリンバのためにリモネール1900に伴奏してもらうためのオリジナルの曲をオーダーして
CDを作ったと言う事です
アップルさんはsirokumaさんへのお土産にCD買って帰ってました
コンサートを終えてもまだ暗くは無いので
一度アップル邸に戻って一息ついてバードウォッチング用にセットされているカメラで
やって来る美しいキジの画像などを楽しませてもらいました
私たちが外で遊んでる間にsirokumaさんは畑へ下りる階段を
2箇所に作っていました
こうやってパワフルにドンドン作り上げて行くのに感心しちゃいます
この日の夕食は昼間立ち寄った清泉寮の新館
ご馳走になってしまいました

宿泊者のためのレストランですが余裕があればビジターも利用できるようです
前菜とデザートがバイキング形式で
メインをチョイスするようになっていました
前菜、見事に野菜を使っていましたが
どれも美味しかったです
調理法も和洋エスニック、どれも美味しくて唸ってしまいました


私はメインを和食にしたのでポークの味噌風味

お二人は確かラムと桜鯛だったかな?
満腹だったはずだけどデザートは別腹に詰め込めます

勿論、これで済んだはずもなく
アレヤコレヤとコーヒーなども含めて何度も行ったり来たり
明日はヨーグルト(手作り)だけだね〜なんて3人で言い訳しつつ
デザート三昧の後超満腹でアップル邸に戻ったのでした
こんな静かな山の上なのに
こうやって外食を楽しむ場所が我が家よりよっぽど多いのに驚いちゃいました
0-chanも言ってましたが
本当に良い土地とご縁があったと思います(*^-^*)
こうして2日目の夜は更けて行ったのでした